生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ◆1月25日(土)~3月23日(日)

北川民次(1894-1989)は20歳で渡米し、働きながら絵を学んだのち、革命後の壁画運動に沸く1920年代のメキシコで新進画家、そして教育者として出発しました。1936年の帰国後は東京・池袋を経て愛知・瀬戸に居を定め、晩年まで精力的に作品や著作を発表します。「メキシコから日本へ」という特異な歩みのなかで北川が見出し、追求したものとは何だったのでしょうか。
本展では、メキシコ時代から一貫してみられる、市井の人々への温かなまなざしと鋭い社会批判をはらむ代表作に加え、未来の社会をつくる子どもに向けた絵本や美術教育の仕事、また1955年のメキシコ再訪を経て取り組んだ念願の壁画などにも注目します。
油彩約60点、水彩、素描、版画など約50点に、1920-30年代メキシコの多様な芸術動向に関する資料、当時交流した芸術家たちの作品を加えた約180点により、北川民次の表現を多角的に見つめる、約30年ぶりの回顧展です。(※会期中(2月26日(水)~)に一部作品の展示替えがあります)

〇開催期間 2025年1月25日(土)~3月23日(日)
〇開催場所 郡山市立美術館(郡山市安原町字大谷地130-2)
〇開催時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
〇休館日 毎週月曜日(ただし2月24日は開館、25日は休館)
〇観覧料 一般1,000円、高・大学生、65歳以上700円(※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料)
〇主催 郡山市立美術館 (電話:024-956-2200 FAX:024-956-2350) 
詳しくはコチラへ→https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/

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