小野町スポット「東堂山満福寺 昭和羅漢」へ!(2021年3月27日)

田村郡小野町にある「東堂山満福寺」は、境内奥に470体以上の個性溢れる羅漢さまを見ることができるスポットとしても知られており、他にも「東堂山鐘楼」や「東堂山の杉」など見所が沢山あるお寺です。

駐車場には大きい地図もありますので、どこに何があるのか分かりやすく記載されていまいた。こちらの地図を参考にして境内を散策していきます。

東堂山の杉

境内奥にある羅漢様を目指して散策スタートです!まず最初に目に飛び込んできたのは一際大きな杉の木。こちらの杉の木は、「ふくしま緑の百選」にも選定されている「東堂山の杉」です。天に上るかのように堂々とそびえ立つ姿は、とても力強い生命力を感じます。少し近づいて上を見上げると太い幹と上に広がる枝の数々に空が隠れてしまうほどです。

階段を上り先に進んで行くと、訪れた人を出迎えるように羅漢様たちが微笑みかけてくれます。境内奥に進むまでの道中も道脇に並んでおりますので、向かう先々で楽しめるの魅力的です。

仁王門

ふと足を止めると、とても立派な門が見えてきました。こちらの門は「仁王門」両側には2体の仁王像があり、門自体もとても精巧に作られていました。門の中心を通り抜け、更に階段を上り先へ進みます。

東堂山鐘楼

「仁王門」を通り抜けると、そこには美しい建物が出迎えてくれました。こちらは「東堂山鐘楼」万延2(1861)年に建てられた建築物です。岩上の地勢に見事に建つ姿はとても風情があり、町指定重要文化財にも指定されています。「東堂山鐘楼」を通り過ぎると「観音堂」がある「見晴らし台」へ到着です!

毘沙門堂
観音堂

広々とした空間が広がる「見晴らし台」へと到着すると2つのお堂が鎮座していました。すぐ左側に見える「毘沙門堂」奥に行き、一際大きなお堂が「観音堂」です。「観音堂」には、大きな鐘と細かい彫刻もあり、隅々まで見応えがあります。そして「観音堂」の右側裏手に移動すると「昭和羅漢」を見ることができます!

昭和羅漢

到着した瞬間その数の多さに圧倒されます。こちらの「昭和羅漢」は、昭和60年から奉安が始まり、現在は470体以上が並んでおり、一体一体表情や仕草が違う個性豊かな羅漢様を見ることができます。

じっくりと見てみると表情や目の開き具合もそれぞれ。隣同士の会話をしている羅漢様から酒盛りをしている姿まで、実に様々な様子を忠実に再現しています。

岩不動

一際大きい石に直接彫られている「岩不動」も迫力があります、羅漢様たちが並ぶ一番上に鎮座して、訪れる人を見守っているようでした。優しい表情が木漏れ日に照らされて美しい造形がより際立っています。

「昭和羅漢」「東堂山鐘楼」「東堂山の杉」など様々な見所のある「東堂山満福寺」魅力あるこちらのお寺で、大自然に囲まれながら散策してみてはいかがでしょうか。

外出の際は、マスクを着用しソーシャルディスタンスを保ってお出掛けください。

<東堂山満福寺 昭和羅漢>
住所:福島県田村郡小野町小戸神日向128

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