須賀川市スポット「八流の滝」2022年1月30日(日)

郡山市内からおよそ30分程の須賀川市にある「八流の滝」では、梅雨は辺りに咲く紫陽花と滝のコラボレーション、夏は滝の涼しさと新緑の景色、冬は見事な氷瀑などシーズンを通して楽しむことができるスポットです。須賀川の街中からも比較的近くアクセスすることができるのも魅力的ですね。今回は須賀川市にある見事な滝「八流の滝」をお届します。

郡山市内からは国道49号から県道141号を南に進むとおよそ30分程で到着します。各所に案内看板が設置されていますので目印にして先に進みます。進むことおよそ5分ほどで今回の目的地「八流の滝」に到着しました。

滝の流れる音が聞こえてくると辺りが拓けた場所に到着しました。そこに広がっていたのは大迫力の滝!岩壁から流れ落ちる水が荒々しくも美しいです。こちらの「八流の滝」は冬の季節は氷瀑が見られることで知られています、流れ出る水が少し凍っていましたが全体的氷瀑は見られませんでした。しかし近づいてみると張り出した岩に打たれながら落ちる水は、しぶきが舞い圧巻の景色です。

八流の滝」は網ノ輪滝とも呼ばれ、宇津峰を源とする塩田川と小倉川とが合流した下流にあり、磨いた砥石のような断崖から、川の水が八條にわかれて流れ落ちるところから、この名前がついたそうです。

須賀川市教育委員会

松尾芭蕉もこの地を訪れたと伝えられており、江戸時代の俳人市原多代女は「目に散て向ひかねけり滝の月」の句を残しています。この先の細い山道を北へ登りつめると須賀川・塩田間の道路になり、この道を横切って大渋沢に通じる十字路を「芭蕉の辻」と呼びます。

須賀川市教育委員会

透き通る水が滑らかにゆったりと流れ、辺りの静寂と相まってとても風情を感じる場所です。芭蕉もこの地を訪れた際には、滝の流れる音と森の木々の音を聴きながら句を詠んだのではないでしょうか?

様々な四季によって姿を変える「八流の滝」はいつの季節に来ても楽しむことができる滝です。街中から少し出れば気軽にマイナスイオンを感じに来れるのも魅力の一つですね。是非一度、見にいらしてみてはいかがでしょうか?

※訪れた際は足元に十分お気を付けてご覧ください。
※外出の際はマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ってお出掛けください。


八流の滝

住所

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