郡山駅から水郡線上りに乗って約50分、磐城石川駅に来ました。
石川町は「日本三大(ペグマタイト鉱物)産地」と呼ばれるほど鉱物で有名な町で、鉱山で栄えた歴史があり「石のまち」としてしられています。
磐城石川駅に着きました、雨が降ってましたが今日はここでプラプラ散歩します。
石川駅前、町の案内板の横に大きな石が!
この石こそが石川町のほこる名産「ペグマタイト(巨匠花崗岩)」です。こんなに大きな固まりで採れるんですね。
ペグマタイトとは石英や長石などの大きな結晶から構成される岩石です。
磐城石川駅から歩くこと約10分、石都々古和気神社に来ました。
この神社の狛犬「飛翔獅子」が有名で、石川町出身の石工 小林和平の代表作です。
雲に乗り、後ろ脚を跳ね上げた姿は石で作られた狛犬としては他に見ることがなく、全国的に珍しい狛犬です。
左側の狛犬は親獅子に寄り沿うように三匹の子獅子がいます。この子獅子は若いうちに亡くした和平の三人の子どもに想いを重ね彫られたと言われています。
石川町が石の名産ということで石や岩が多いです。
雨が降り、階段はすべりやすくなっていて、登るだけでなく写真を撮るのも大変でした。
大きくそびえる亀石や石門からは何かエネルギーを感じるような気がしました。
約260段の石階の果て、八幡山の頂上にある石都々古和気神社本殿に辿り着きました。
過去にここには石川氏の居城「石川城」があったことを示す石川城跡の史跡がたっていました。
道路から奥まったところに「石川町立歴史民俗資料館」はありました。
石川の鉱山から産出された鉱物などが展示されていて、太古の鉱石から石川の歴史をたどることができます。
今出川に面した「あさひ公園」。緑の桜ですが春には見事な桜並木になります。
お土産を求めて「お菓子のさかい長久保店」に来ました。
途中で雨が上がり、散歩しやすくなりました。
お店にはいるとペッパー君がお出迎えしてくれました。
有名なカリントまんじゅうをはじめ新商品のサクサクパイと種類豊富なラインナップで何を購入するか迷っちゃいますね。
そのなかでわたしのオススメはこれです。
カリントまんじゅう(118円)はしっとりだけど香ばしい、上品なあんこが美味しいです。
夢金つば(小倉)(芋)(118円)は程よく甘く、芋の方がしっとりしてます。お茶が抜群に合います!
ザクザクパイ(140円)はザクザクの食感のパイにクリームをサンドしたお菓子、日持ちがいいので贈り物にどうぞ。
カフェスペースがあり無料のお茶と珈琲がいただけます。
購入したお菓子をいくつかいただきました、ごちそうさまでした。
駅から歩いて約20分、少し岡になった高いところに「クリスタルパーク石川」があります。
駐車場から階段を登ってすぐ目の前に見たこともない光景が広がっていました。
芝生から石が生えて来たかのような場所、クリスタル広場です。
尖った石は無く、子ども達が遊べるようにシーソーになっていたり、橋になってます。
このクリスタル広場は、北斗七星と水晶をモチーフにした「始原の石」を中心に、螺旋状に石が並んでいます。
クリスタルパーク石川のシンボル、「光の塔」です。
広場のキーワードである「光」を象徴し町のシンボルである水晶の輝きを表現しています。
丘の上にあるこのモニュメントは、風を受けて静かに回転しながら輝いていました。
その雄大ながら軽やかに輝く姿に私は時間を忘れ、眺め続けてしまいました。
六角形型の総合体育館に、野球やサッカーのできる多目的広場など体を動かせる施設もあるので、スポーツレクリエーションの拠点としてもご利用いただけます。
いかがでしょうか、今回は雨の中約6時間の長旅となったプラプラ散歩旅in石川。
石のまち石川と言うだけあり駅や神社、資料館から公園までたくさんの石を見ることがました。
鉱山で発展した町、その歴史を垣間見ることができました。
・磐城石川駅(石川郡石川町当町223)
・石都々古和気神社(石川郡石川町字下泉150)
・石川町立歴史民俗資料館(石川郡石川町字高田200-2)
開館時間/9:00~16:00 観覧料/無料
休館日/月曜日・12月28日〜1月4日 (月曜日が祝日の場合は翌日火曜日が休館)
・お菓子のさかい長久保店(石川郡石川町長久保277-20)
営業時間/8:00~19:00
・クリスタルパーク石川(石川郡石川町字渡里沢296-8)
休館日/毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は火曜日)
・喜多商店(石川郡石川町当町128)
電話/0247-26-1401
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