【五百淵公園】自然のなかでリフレッシュ!公園・広場特集!

郡山市山崎にある「五百淵公園」は、灌漑用ため池として造られたといわれる五百淵と自然のままの森が息づく五百淵池が隣接した公園であり、池のヨシ原は鳥のすみかにも最適で夏はツバメ、冬はカモなどで賑わい、郡山市街地にある貴重な野鳥の生息地として有名です。その周辺は「野鳥の楽園」とも言われています。五百淵公園は、春先には桜スポットとして多くの人々が散策で訪れます。


五百淵公園の池の北側には「野鳥の森資料館」という施設があります。
1階が野鳥展示室、管理人が野鳥の説明や案内をしてくれます。
1階バルコニーでは水鳥の観察や鳥のさえずりを楽しむことができます。

さらに、公園のそばには郡山市発展の礎である「安積疏水」の第五分水路として
安積開拓の一翼を担っていた「南川」も流れています。


公園からの散策路を進んでいくと「南川渓谷」という散策路に吊り橋がかかった自然豊かな場所があります。かつては戦後の頃の急速な宅地化の中で水質や水辺環境が悪化し、豊かな自然を守り育てるため、地域の方々と協働で行なう「ワークショップ」方式によって再び、野鳥などの生き物が生息できて人々が憩うことができる環境へと整備されていった経緯がありました。



現在では、五百淵公園から南川渓谷の散策路は、野鳥や自然を感じれる
「南川渓谷と野鳥の森コース」として多くの人々に親しまれており
2001年には「ふくしまの遊歩道50選」にも選出されました。

市街地に残されている貴重な自然たち。その背景には、後世へのこの綺麗な光景を
残すために懸命に取り組まれてきた人々の姿があったことを知れたことで
人と自然の共存と大切さを考えさせられました。
四季折々で景色が変わる五百淵公園周辺、是非散策されてみてはいかがでしょうか?

<五百淵公園>
郡山市字山崎1-1
<南川渓谷>
郡山市大槻町・久留米・山崎地内


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