石川町スポット「石川町歴史民俗資料館」へ!(2021年3月26日)

石川町は、かつて鉱山で栄えた日本三大鉱物の産地として知られており、現在でも「石のまち」として親しまれています。神社の狛犬や鉱物作品など石川町内を散策すると、これらに多く出会うことができる魅力的な町です。なかでも今回ご紹介する「石川町歴史民俗資料館」は、数々の貴重な岩石・鉱物や民俗資料を見学できる資料館です。

石川町歴史民俗資料館

磐城石川駅から徒歩で約20分程、北須川を北上していくと県立石川高等学校の手前にあります。入口の木板に「石川町立歴史民俗資料館」の文字が掲げてある建物が今回の目的地です。早速、館内を見学してみましょう!

館内の展示スペースに入った瞬間、広がるのは岩石・鉱物の数々! 石川地方産出の岩石・鉱物が約700点ほど展示されており、スペースの隅から隅まで観察することができます。なかでも石川町のペグマタイト鉱物は「県の石」にも選ばれている鉱物です!展示スペースは1階と2階があり、階段を使って上の階に行くとまた違った展示品が並べられていました。

岩石・鉱物の表面の質感、輝き方までじっくりと目で見て観察することができる展示スペースは、なかなか貴重ですね。見比べてみると石の特徴がそれぞれで違っていて初めて見る方でもとても楽しめます。

「石のまち 石川町」で、かつて鉱山の採掘で使われた道具類(昭和30年頃)などを見学できる展示ゾーンもございます。衣服・やかん・時計など当時の生活を垣間見れる展示物にも見入ってしまいますね。なかでも「付木」は、マッチが普及する以前に火を移すために使われていた薄い木の板。工夫をこなした先人たちの技術にとても関心します。

石川地方産出の岩石・鉱物・民俗資料・文化遺産など様々な石川町の歴史を見ることができる「歴史民俗資料館」、他にも多くの展示物がございますので、是非石川町にお越しの際はご来館されてみてはいかがでしょうか?

外出の際は、マスクを着用しソーシャルディスタンスを保ってお出掛けください。

<石川町歴史民俗資料館>
住所:石川郡石川町字高田200-2
営業時間:9:00~16:00(最終入館受付 15:30)
定休日:月曜日、年末・年始(月曜日が祝日の場合、翌日休館)
☎:0247-26-3768
ホームページ:http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/admin/material/

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