色付いた紅葉も徐々に落ち始め冬の時期が近づいてきましたね。少し肌寒さを感じる時期ですが、花々や木々は力強い姿を見せてくれています。今回訪れたのは、二本松市杉沢にある「杉沢の大杉」長い歴史を感じる大きな杉は迫力満点です！
国道349号沿いに案内看板があり、目印に右折すると大きな杉の木が見えてきます。休憩所の目の前に駐車場もありますので車でお越しの際はこちらに駐車します。
一際鮮やかな発色を放っている「ざる菊」は見頃をむかえていました。紫、白、黄色といったカラフルな色合いでかわいらしく並ぶ姿は見応えがあります。そして目線を上に向けると目の前には大きな杉が立っていました！
訪れたのは、11月中旬でしたが綺麗な「ざる菊」と「杉沢の大杉」とのコラボレーションを見ることができました。
圧倒的な存在感で堂々と立つこの杉の木こそが「杉沢の大杉」樹高50メートル、幹周12.8メートルの立派な杉の木は推定樹齢1,000年を誇ります。昭和18年に国指定の天然記念物、昭和58年には福島県緑の文化財に登録されました。
杉の単木としては、日本国内でも最大級と言われており、太い幹やしっかりとした枝ぶりは、1,000年の長い年月を感じさせます。根本から9メートル辺りから枝幹が数本分分かれ、平行してのびる姿は見事で、神木としても信仰される「杉沢の大杉」は、この木自体が女に化して伊勢参宮したとの伝説もあるそうです。まんが日本昔ばなしの「むすめ杉」でも紹介されていました。
杉沢の大杉の周囲は歩道が設置されており、近くでじっくりと見学することができます。こちらの歩道からみるとより迫力が増します。（※現在歩道は一部通行止めとなっています）
今回は二本松市杉沢を訪れ、大自然の創り出した杉沢の大杉の長い年月の歴史を感じられました。季節によっては花々とのコラボレーションも楽しめますね。一度訪れて、立派な大杉からパワーを感じてみてはいかがでしょうか？
◉杉沢の大杉
住所
福島県二本松市杉沢
お問合わせ
TEL：0243-65-2777（二本松市岩代支所地域振興課）
詳しくはコチラから
