郡山市熱海町に「日本きもの美術館」がオープンしました。

郡山市熱海町に「日本きもの美術館」がオープンし、訪れました。
館内には、江戸時代から近現代にわたる貴重な着物の数々が展示されています。収蔵品は約4600点あり、国内有数の規模となっております。

美術館は2階で企画展、3階で常設展を開催しています。

3階の常設展は、花魁(おいらん)が遊郭からお茶屋へ向かう際に着る「花魁道中着」や振り袖、打ち掛けなどの着物、蒔絵(まきえ)道具、小物類、布物など、どれもため息がでるような素敵な展示品ばかりです。

2階で開催の企画展は、明治後期から昭和初期に流行した「銘仙」が展示されています。3階の花魁の着物と違い、時代を反映したデザインのカジュアルな雰囲気の着物は、とても色鮮やかで、自由さを感じました。斬新なデザインは、当時の美術大学生等が手掛けたといいます。海外の景色や憧れに影響を受けたモダンな作品は、見るほどに釘付けになってしまいました。

展示を見た後は、1階のカフェで、ゆったりとした時間を過ごすことをおススメします。カフェ奥には、銘仙を羽織って、写真撮影ができるブースもあります。

時の流れを感じる着物文化に、ぜひ触れてみてください。

〈日本きもの美術館〉
場所 郡山市熱海町熱海5丁目211
開館時間 10:00~17:00
入館料 大人1,000円、大学・高校生700円、中学生以下500円。

日本きもの美術館HP→https://kimonomuseum.jp/
問い合わせは日本きもの美術館(電話024-984-3021)へ。

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