特撮美術の井上泰幸展◆11月26日(日)まで

特撮美術とは、特撮作品において舞台となる場所、登場する怪獣や飛行機など画面に映るほとんどのものをミニチュアで作り上げていく仕事です。井上泰幸氏(1922~2012)は『ゴジラ』(1954年)や『空の大怪獣 ラドン』(1956年)をはじめとする特撮作品の美術を手掛け、須賀川市出身の円谷英二監督の右腕として活躍しました。

このたび、井上氏が遺した数万点に及ぶ絵コンテや図面、デザイン画などの資料が須賀川特撮アーカイブセンターに収蔵されました。

本展覧会では須賀川に託された井上氏の資料から代表的な作品の資料を展示するほか、円谷英二監督が67年前に特技監督を務め、井上氏が岩田屋を中心とした当時の福岡の街を実物そっくりに再現した『空の大怪獣 ラドン』のミニチュアセットが須賀川では初めて公開されます。

正確な調査と設計で本物と見間違えるほどのセットを作り上げ、円谷英二監督を驚かせたという井上泰幸氏。その特撮美術の技を知ることができる貴重な展示をぜひご覧ください。

〇期間 2023年11月11日(土)~11月26日(日) ※11月21日(火曜)は休館

〇時間 9:00~17:00(※11月11日(土)は10:30開場)

〇場所:須賀川市民交流センターtette 1階ルーム1-1、たいまつホール(須賀川市中町4-1)

※入場無料

〈会期中イベント〉
〈トークイベント「特撮美術監督・井上泰幸の技」〉
井上泰幸氏をよく知るお二人がその技の秘密について語ります。

日程:11月11日(土)11:00~12:00(60分)

会場:市民交流センターtette たいまつホール

定員:30名程度(当日受付)

参加料:無料

登壇者:三池敏夫氏(特撮美術監督)、東郷登代美氏(井上泰幸氏遺族)

注:受付方法など詳細については、後日コチラのページにてお知らせします

〈ギャラリートーク〉
担当学芸員が展示を案内します。

日程:11月19日(日)、23日(木祝)11:00~12:00
会場:市民交流センターtette ルーム1-1、たいまつホール

定員:各回10名程度(事前受付)

参加料:無料

講師:市学芸員

注:受付方法など詳細については、後日コチラのページにてお知らせします

詳細は、須賀川市HPより→https://www.city.sukagawa.fukushima.jp//bunka_sports/bunka_geijyutsu/1013434/1015224.html

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事