「みちのくサイクリングロード」とは、福島県の中央を南北に流れる阿武隈川沿いを自転車が走れるサイクリングロードが須賀川市から郡山市まで続いている自転車道です。約30kmの 自転車道は阿武隈川の景色を眺めながら、田園の風景や川のせせらぎを感じ、移り変わる景色を楽しんで走ることができます。今回は郡山市のサイクリングロードからスタートをして玉川村の乙字ヶ滝を目指しました。 サイクリングロードの途中には、数ヵ所に「道順チェックポイント」がありますのでご確認ください。素敵なお食事処もこのルートの魅力です、是非立ち寄ってみてください!
郡山駅から県道65号線から阿武隈川方面に向かうと川沿い近くに「みちのくサイクリンググロード」の標識があります。こちらの地点から今回は玉川村の「乙字ヶ滝」を目指してスタートです。
左側に流れる阿武隈川を眺めながら走ることができ、走る場所は少し高い位置になっていますので、見晴らしもよく走ることができます。
途中に多少のアップダウンはありますが、整備された道路を走ることができます。サイクリングロードですが歩行者もいますので注意して走りましょう!
「安積永盛駅」を過ぎたあたりのサイクリングロードは、比較的に開けている場所が多く川のせせらぎを感じながら走ることができます。
先程の場所から5分程進むと「みちのく自転車道」の案内掲示板があります。サイクリングロード全体の地図が載っていますので是非見てみてください。この場所が1つ目の「チェックポイント」となります。ここから左に曲がると「みよたばし」が見えますのでこの橋を渡り橋の向こう側にあるサイクリングロードに入っていきます!
橋を渡りきると案内看板があるので、こちらの道から「みちのくサイクリングロード」の続きになります。橋を過ぎてすぐに右折するかたちになります。
こちらの自転車道は、入口付近では「阿武隈川」沿いを楽しめる他、豊かな田園風景も楽しむことができます。走った日は日差しの強さもありましたが、木々の下をトンネルのように通る箇所もありましたので、涼しく快適にライドすることができます。
ここが2つ目のチェックポイントになります。少し小高い丘に登っている方向に向かって先に進みます。右に降りてしまうと、別の道に外れてしまうので注意が必要です。
先程の坂を登ってくると、田園風景が広がる景色を見渡すことができます。自分の自転車とここで写真を撮ると遠くの風景まで見えて素敵な写真を撮ることができますよ!
あっという間に「須賀川市」に到着です。サイクリングロードを通っていくと信号もないのでスラスラと進むことができますね!
3つ目の「チェックポイント」です。こちらは道が分岐していますが、左側がサイクリングロードになっています。右側を行ってしまうと行止まりとなってしまうので注意が必要です。
須賀川市に入ってからは美しい田園の中を自転車で走りながら進んで行きます。しばらく道なりに進んで行くと頭上にこの先の「みちのくサイクリングロード」の案内看板ありますので、左に曲がり坂を登ると「須賀川ジェラート」右へ行くとサイクリングロードの続きになります。
「須賀川ジェラート」は、先程の「みちのくサイクリングロード」からすぐ近くにありますので、サイクリングのパワー補給にいかがでしょうか?生産農家さんが作る”完全無添加ジェラート”は、種類も豊富。今回いただいたのは「イタリアンチーズ」のジェラートです。チーズの香りがふんわりと滑らかな食感のジェラートはサイクリングで火照った体を癒してくれますよ!
先程の「みちのくサイクリングロード」の案内板を進むと再びサイクリングロードへと戻ります。こちらを進んで行くと「川東」地区へと到着です。
川東地区には、ランチを食べられるお店も多くあります。今回いただいたのは「東屋食堂」さんの「中華麺\500」醤油のあっさりとしたスープの中にコクがあり、麺もコシがあってとても美味しいです。
ランチを食べ終えると「乙字ヶ滝」をめざしてサイクリング開始です、川東のサイクリングロードは一部通行止めとなっているため迂回して進みます。迂回ルートはコチラの案内板に書いてありますので、参考にして先に進みます。
まわり道順に進むとサイクリングロードに戻ることができます。サイクリングを再開して「乙字ヶ滝」まで向かいます!
緩やかに流れる阿武隈川は、太陽に反射してキラキラと輝いていました。川沿いの風も涼しく気持ちよく走ることができます。
玉川村に到着です!「乙字ヶ滝」までもう少し。自転車道は坂も少ないので、比較的にスイスイと自転車をこいで進むことができます。
木々の道に到着すると、奥から滝の流れる音が微かに聞こえてきました。日差しが強い日でしたが木々が陰になってとても涼しさを感じる道ですね。
ランチタイムを含めると、およそ3時間程で到着しました。「乙字ヶ滝」は、玉川村にある「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。「小ナイアガラ」とも呼ばれており、広い川幅の広さから落ちる滝が、とても見事な姿となっております。
郡山市から須賀川市、玉川村に繋がる「みちのくサイクリングロード」。今回の距離は、およそ25㎞でした。郡山市スタートで走りましたが、コチラの「乙字ヶ滝」をスタートにして走ることもできます、アップダウンも少なく静かな川沿いのライドですので初心者の方から上級者の方まで楽しんでいただけるのではないかと思います。是非ライドしてみてはいかがでしょうか?