石川町スポット「小和清水」「塩沢鉱石水」へ!(2021年10月25日)

石川町は、かつて鉱山で栄え現在も「石のまち」として親しまれています。芸術的な狛犬や鉱物作品が多く残る町内では、沢山の歴史を見て触れて感じることができます。その中でも今回は、石川町でいただける「湧き水」にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。

国道118号線から母畑白河線の県道139号に入り直進すると駐車スペースがあります。車で「小和清水」の利用者の方はコチラに止めることができます。ここから歩きで少し来た道を戻り「小和清水」の大きな看板がありますのでそちらか入ると到着です。

水の滴る音が聞こえて視線を右に向けると、風情のある場所へと到着しました、こちらが「小和清水」です。上に藤棚があり夏は自然のカーテンのように涼しく、春には美しい紫色の花が見られます。他にも水芭蕉などの花々も季節ごとに楽しむことができるのもとてもいいですね!

ふくしまの水三十選にも選ばれている「小和清水」は、歴史と言い伝えが残る湧き水です。

その昔この地方を治めた豪族真垣荘司安田兵衛国康の一子玉世姫(後の和泉式部)が産湯を浴びた清水委と伝えられており、どんな干天続きでもこの冷泉は途絶えることはなかったそうです。また、この清水を飲むと大変音声がよくなり歌が上手になると伝えられています。

一口いただいてみると、角がなくとても滑らかな印象を受けました。優しい口あたりの清水はとても飲みやすいです。

水質を調べた試験成績書もありましたので詳しい成分はこちらで把握することができます。水の利用調査では、お茶やコーヒー、お味噌汁といった用途に使用される方が多いのが分かります。「小和清水」の湧き水を利用すれば、きっとまろやかな味わいになりますね!

「小和清水」の看板近くの曲がり角には「塩沢鉱石水」への案内板もあります。先程の母畑白河線の県道139号から右に曲がり塩沢方面へと進んで行きます。

曲がり角などには、案内看板も設置されていましたので、参考に道を進んで行くと迷わずに到着することができるかと思います。

小和清水からは、およそ15分ほで到着しました。辺りは開けた解放感のある田園が広がっておりとても気持ちがいいです。

地域の方々が飲料水としても利用されることも多い「塩沢鉱石水」岩々の中から湧き出ているような外観は、まさに「石のまち石川町」らしいですね。

コチラの水もいただいてみると、キリッとさっぱりとした印象の味わいでした。鉱石水の名前がついているので口あたりも硬い印象でしたが実際いただいてみると、とてもさっぱりとしていて飲みやすく、ごくごくと飲めてしまいます。水自体もひんやりとしていて、訪れた日の気温の高さを忘れるほどの爽快感です。

分析結果の報告書もございましたので詳しくお知りになりたい方はコチラを参考にするとよいですね。

今回は、「石のまち石川町」で湧き水のスポットをご紹介いたしました。石の歴史や鉱物作品とともに歴史を積み重ねてきた町には、素敵な歴史を感じる湧き水もございますので是非巡ってみてはいかがでしょうか?


小和清水

住所
石川郡石川町大字曲木字小和清水

お問合わせ
TEL:0247-26-9113(石川町観光物産協会)

詳しくはコチラから


塩沢鉱石水

住所
石川郡石川町塩沢


今回ご紹介したスポットは、まざっせプラザが発行した自転車コース小冊子「こぎだすNo.29 石川町みずめぐり」でもご紹介させて頂いております。自転車で石川町を巡る方は是非ご参考になさってください!

「こぎだす」はまざっせプラザ店頭にて設置してありますので是非お立ち寄りの際は、お手に取ってご覧ください。

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