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玉川村南須釜地区では、「やっちゃ小屋」と呼ばれる小正月恒例の行事があります。
地区に住む少年たち(小学3年生~中学2年生)が小屋を建て、小屋内で甘茶とお餅で振る舞います。
そして点火時刻になると正月飾りや前年の縁起物を小屋と一緒に盛大に燃やします。
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(やっちゃ小屋外観、向こうはあぶくま高原道路が走っています)
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(ふるまいの1コマ、お餅を焼いて甘茶をふるまいます。お餅を甘茶につけて食べるのが通だそうです)
かつては玉川村内の様々な集落で「やっちゃ小屋」が行なわれていましたが、現在では山小屋地区と南須釜地区でのみ行なわれています。
古老に伺ったところ、南須釜のやっちゃ小屋は南須釜の南宿地区だけの行事だそうです。(南須釜の他の集落の人は参加しない)
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(点火時刻は19時。点火前に縁起物を屋根の上にあげます)
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(中に誰も居なくなったのを確認します)
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(点火! 小屋は勢いよく炎に包まれていきます)
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(小屋は徐々に小さくなっていきます)
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(最後は地元消防団の方々が消火します)
年々地域の子どもが少なくなっていると聞いたので女の子は参加しないのですかと聞いたところ、男の子だけが参加する風習なのだそうです。
<やっちゃ小屋>
開催日 毎年1月14日
場所 玉川村南須釜(山小屋、南宿の2地区のみ)
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