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毎年7月7日・8日に、郡山市咲田の法現寺で「鬼子母尊神例大祭」が開催されます。
このお祭りは子供を厄災から守る伝統の祭りで、2日間で延べ5万人が訪れます。
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この「鬼子母神」とは、どんな人物なのでしょうか?
その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ、インド北東部にある遺跡)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。
しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。
お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。
その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。
そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。
お越しの際は、境内にて参拝していただき、名物「蟲切り飴」を味わってみてはいがかでしょうか。
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なお、鬼の字にはツノがありません。
一説には、今までは恐ろしい「鬼」だったのが、回心し子供たちを守る「神様」となったため、と言われています。
<鬼子母尊神例大祭>
開催日 毎年7月7日・8日
場所 法現寺(郡山市咲田1丁目22-3)
問合 法現寺(TEL:024-932-7634)
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