天栄村にある「木工房 ウッドモーニング」の斎藤香さんと、その作品をご紹介します。
斎藤さんは、元々は東京で会社員として働きながら、独学で木工を勉強し、ご自宅で木工品を作っていました。木工品制作を始めたきっかけは、家族から台所用のスパイスラックを注文され、日曜大工で作ったらとても喜んでもらえたことなのだそうです。
しかし、電動工具の音が近所迷惑だったので、田舎に工房を持とうと決意。1997年、天栄村に工房を構えました。
そして、東京に勤めながら、月に1度は天栄の工房で木工品を制作するという2地域居住をしばらく続け、遂に2005年、東京の会社を早期退職し天栄村に完全に移住。それからは木工品制作一本で勝負しています。

斎藤さんの木工品作りの理念として、「安全・安心」と「サプライズな贈り物」ということが挙げられるそうです。
「安全・安心」については、木材は防腐剤等を使っていない物を選び、仕上げも「蜜ロウワックス」という、原料にエゴマ油とハチミツしか使用されていないもので行います。完成した作品は、赤ちゃんが舐めても問題ないそうです。
また、斎藤さんの作品は全てオリジナルで、仕掛け等が凝ったものが多いので、他には売っていない「サプライズな贈り物」として人気なのです。

1つの作品で、抱っこ、おっぱい、おんぶ 3つの温もりを表現。斎藤さんの優しい作風が伝わってきます。

おままごと用キッチン。蛇口も包丁もコンロも全て木製。
オーブンの部分はオルゴールになっており、回転しながら音が鳴ります。

出産祝いに大好評の名椅子(ないす)。東京時代から作っていたそうです。
工房では木工教室も開催されています。お申し込みは電話にて随時受け付けています。自分の好きな形の木工品を作ってみたいという方は、お気軽にお問い合わせになってみて下さい!
所在地:岩瀬郡天栄村神松本字上樋越(といごし)75
TEL/FAX:0248-82-3660
ウェブ:http://www.h7.dion.ne.jp/~m_kimis/woodmorning.html
※不定休の為、ご訪問の前に必ずお電話下さい

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